保育園で使う衣類に氏名を直接書かずに名前を付ける良い方法はないでしょうか？
一般的に保育園では、衣類を含む個人の持ち物に名前を記入することが推奨されています。
ですが将来的に誰かに譲ったり、フリーマーケットなどに出す場合、衣類に直接名前を書くことに抵抗があるかもしれません。
マジックではっきりと名前を書くと、後で他の子に譲る事ができなかったり、お下がりをするときに名前を書くスペースが足りなくなることがあります。
そこで、この記事では保育園の衣類に直接名前を書きたくない場合に使える代替方法を6つご紹介します！
保育園の衣類に名前が必要な理由は？
保育園では、衣類を始めとする全ての持ち物に名前をつけることが必要です。
これには服だけでなく、肌着、靴下、小物類も含まれます。
名前をつける主な目的は、持ち物が誰のものかを明確にするためです。
子供たちはしばしば自分の衣類を覚えていないため、名前が無いと持ち主が分からなくなることがあります。
また、友達の物と間違って混ざってしまうこともあるため、子供の衣類や小物には名前をしっかりと記入することが重要です。
名前つけにおける６つのクリエイティブな方法
マスキングテープの利用
一般的な文房具であるマスキングテープを、衣類の名前つけに使用することができます。
マスキングテープは紙製で、貼っても剥がしやすいという特徴があります。
衣類のタグ部分にマスキングテープを巻きつけて使用します。
その後、油性ペンでテープに名前を書き加えます。これで完成です！
マスキングテープは洗濯してもすぐには剥がれにくいですが、洗濯を繰り返すと徐々に剥がれてきます。
しかし、新しく貼り直すのは簡単です。
また、マスキングテープは簡単に剥がすことができるため、他の人に譲ったりお下がりがしやすくなります。
名前リボンの活用
「名前リボン」は、スナップ付きで再利用可能なため、衣類に直接名前を書きたくない場合に最適です。
リボンに名前を書き、衣類のタグや品質タグに通してスナップで固定するだけで、簡単に名前をつけることができます。
リボンは取り外しやすく、タオルや巾着袋などの小物にも使用可能です。
例えば、子供のリュックに取り付けることで、たくさんのリュックが集まっている中から自分のものを簡単に見つけることができます。
アイロン接着シールの活用
服に直接名前を書きたくない場合に適したアイテムとして「アイロン接着シール」があります。
これらのシールは、さまざまなサイズとデザインで利用でき、文字やイラストをカスタム印刷するサービスもあります。
アイロンで簡単に接着できることが魅力です。
しかし、一度接着したアイロンシールが剥がせないのではないかと心配する人もいるかもしれません。
実際には、アイロンシールは剥がすことができます。
ただし、剥がす際には糊が残るか、衣服が損傷するリスクがあるため、注意が必要です。
アイロンシールの剥がし方は以下の通りです。
- アイロンシールの裏側に中温（約160度）のアイロンを当てます。
- アイロンの直接の熱から衣服を守るため、ハンカチなどの布を当て布として使用します。アイロンの温度が高すぎたり、長時間当てすぎると衣服が縮む可能性があるため注意が必要です。
- アイロンをかけた後、熱いうちにシールの端からゆっくりと剥がします。この際、シールの下の布をしっかりと押さえると剥がしやすくなります。無理に引っ張ると衣服が伸びるので注意してください。
剥がれにくい場合は、再びアイロンを当てて熱を加え、接着している糊を溶かして剥がしやすくします。
また、服を下の子に着せる際には、古いシールを剥がさずに、新しいアイロンシールを上から貼ることで、簡単に名前付けができます。
自宅プリンタで作るシールとラベル
自宅にプリンターがあれば、スマートフォンやコンピュータを使ってオリジナルの名前シールを作ることができます。
家庭用プリンター対応の専用紙を使えば、自分だけのデザインのアイロンシールを作成可能です。
自宅で手軽に文字やイラストを加えたアイロンシールを作ることができ、布製品に貼り付けられるアイロン用シートも利用できます。
これらのシールは貼り付けやすく、必要に応じて剥がすことも可能です。
名前入りカスタムボタンの利用
もう一つのユニークな方法として、名前が刻印されたカスタムボタンの使用があります！
プラスチック製で、名前をカスタマイズして刻印できるタイプのボタンです。
これらは約13mmの大きさで、青やピンクなど様々な色が用意されています。
品質タグに縫い付けることで、名前付けの役割を果たします。
縫い付けられているため、取り外しが簡単で、お下がりなどにも適しています。
ただし、約1cmの小さなボタンに刻印された名前は読みにくい場合があり、保育園の先生から見づらいと指摘されることもあるため、利用する前に保育園に確認することが望ましいです。
衣服への直接刺繍による名前付け
衣服の品質タグや商品タグに糸で名前を刺繍することは、直接服に名前を書く代わりになります。
我が家では黒い靴下に白い糸で名前を入れています。
家庭にある針と糸を使えば、いつでも簡単に始められます。
はっきりとした見た目を求める場合は、太めの刺繍糸を使用すると良いです。
カタカナで刺繍すると、直線のつなぎが簡単で、作業が楽になります。
しかし、縫い物が苦手な方にはやや大変な作業かもしれません。時間があるときに挑戦してみるのも良いでしょう。
まとめ
保育園では持ち物に名前をつけることが求められますが、直接衣類に名前を書かずに済む方法もあります。
以下の６つのアイデアも参考にしてみてください。
- マスキングテープをタグに巻き、油性ペンで名前を記入する。
- 名前入りのリボンをタグに取り付ける。
- アイロンシールを使って名前をつけ、必要に応じて剥がす。
- 家庭用プリンターやラベルプリンターでアイロンシールを作成する。
- 刻印入りの名前ボタンを取り付ける。
- 衣服に直接名前を刺繍する。
これらの方法が、保育園の衣類や小物類に名前を付けたい方々の参考になれば幸いです。
